Q.「境目のない生き方」、BORDERLESSはなぜ生まれたか?
それは、相川まちがあったから。
相川には金山とともに育まれてきた江戸町人文化と昔から続く日本海の「島」の豊かさがあたたかさが共存しています。
このまちの文化が、土壌が、相川のひと「ひとの魅力」を生み出します。
―相川のひとの魅力―
歴史と伝統と、昭和のスナックが同居した、
ノスタルジックで、美しい相川。
北沢浮遊選鉱場跡きたざわふゆうせんこうばあと
まるでラピュタの世界にいるような建造物は、佐渡金山の関連施設で、現在では史跡となっている。戦後の閉鎖後は、ゴルフ練習場やプールが今の史跡を壊さずにそのまま設置されていたと言うから驚き。相川イチの有名店、「金福」のマスターは、高校時代、水泳の練習後に夕陽があたる選鉱場が本当に叙情的で素晴らしい景色だったとのこと。
京町通り
佐渡奉行所から佐渡金銀山に向かう場所に位置する、炭鉱が行われていた時代のメインストリート。江戸時代に作られた時刻を伝える「時鐘楼」(じしょうろう)や、鉱山関係者の住居やお店が立ち並び、昔ながらの町並みを堪能しながら散策ができる。6月初旬には、相川音頭を踊り流す「宵乃舞(よいのまい)」が行われ、多くのファンが訪れる。
総源寺
「今、ここに集中する。」佐渡相川の歴史を知る住職の話を聞き、心を静めて座禅を体験。総源寺から見下ろす北沢浮遊選鉱場後の景色を見れば、自然体の己が「整う」 住職の藤木先生は、もともと高校の先生。とっても優しくて人情深いお方。(リンク)
OKESA BAR BUNZO
佐渡相川のHUBスポット。地元の人のみならず、移住者や観光客、ビジネスマンから公務員までさまざまな人が訪れ、交ざりあう。人生相談からまちづくりの話まで、個人や地域の未来がここから始まる。店名にもある通り、「佐渡おけさ」をテーマにしていて毎週水曜日は、佐渡おけさの練習も行っており誰でも、見学できる。
Night SpotJ1
とても仲が良くて面倒見が良いマスターとママが出迎えてくれる。マスターは、2拠点生活の先駆者!毎週の佐渡東京往復の2拠点生活から現在では、移住してすっかり相川好きに。口癖は、「佐渡さいこー!」。お客さん同士がいっしょになって盛り上がり、ディープな佐渡相川の夜を体験できる。
Hostel Perch
築70年の古旅館を改装したゲストハウス。充実したワーケーション環境や、「蔵サウナ」が注目を集め、佐渡島内外から人が集う。若手経営者の交流拠点となり、新しい出会いやビジネスがここで生まれる。
相川飲食店はしご酒
・ちゃらくらげぇ・金福・㐂よ
佐渡でとれる海の幸を堪能できるお店はもちろんのこと、昭和感がただようディープな居酒屋や、行列ができる焼き鳥店など、佐渡相川のお酒とグルメは語りつくせない。都会にはない空気感と、ここでしか味わえない佐渡の酒と肴を「はしご酒」で堪能してほしい。
caféガシマシネマ
京町通りの元鉱山長住宅をリノベーションして作られた、カフェ併設の映画館。木のぬくもりを感じ建物に、古道具や廃材を利用した家具が、独特のあたたかい雰囲気を演出している。オーナーが厳選した映画2本が月替わりで上映されており、時間を忘れゆっくりと過ごせる癒しの空間を楽しめる。
大間港
佐渡金銀山で採掘された鉱石などが、積み出しに使われた港。当時使われていた石積護岸やトラス橋、ローダー橋脚、クレーン台座があり、佐渡相川の海にたたずむ遺跡としてその姿を今に残す。
旧相川拘置支所
京町通りの坂を上っていくと、蔦の這うコンクリートの壁で囲まれた塀と鉄格子が見えてくる。1972年まで使用されていた拘置所で、壁やドアの色、炊事場に光がさす雰囲気は当時の様子をイメージさせる。
きらりうむ佐渡
佐渡金銀山ガイダンス施設。大型スクリーンによる映像や、グラフィックによる解説を聞くことができる。佐渡金銀山へ訪れる前に歴史を学べば、佐渡相川や佐渡金銀山をより楽しめること間違いなし。
春日崎
涙がこぼれ落ちるほど美しい夕日。夜には満天の星空を見ることができる。時代によって移り変わる佐渡相川のまちから少し離れたこの場所には、いつまでも変わらない雄大な景色がある。