こんにちは、BORDERLESS佐渡・主宰の雨宮です。
今日は、私が立ち上げた「BORDERLESSふるさとオーナーズ」についてお伝えしたいと思います。
目次
ふるさとオーナーズとは、佐渡相川に、日常の生活とは違うもう一つの居場所を持てるサービスです。
第一回で企画している「熟成酒プロジェクト」を皮切りに、店舗やキッチンカーなどを共同で利用するなど、佐渡相川の人と一緒にオーナーになる機会を提供いたします。
佐渡相川に自分の居場所(第二のふるさと)をつくり、旅行とは違う特別な体験を地元の人と一緒に作っていこうというサービスです。
リモートワークが普及し地域への関心が高まる中、旅行から一歩進んで、ワーケーションや2拠点生活など、多様な生き方や働き方が注目されるようになってきました。普段の仕事モードの場所や家族モードの場所とは違う「もう一つの居場所」を探し始める人が増えているのだと思います。
しかし、「もう一つの居場所」を作ることは簡単ではありません。
旅行で行った場所と縁をつないで、定期的に訪れたり将来的に移住したりする。
いつ行っても楽しい場所、いつでも戻れる居心地の良い場所を作る。
このような「もう一つの居場所」を作ることはより人生を楽しむための新しい生き方として魅力的ですが、自分の田舎やふるさとなど縁がある土地ならともかく、現実はなかなか難しいではないでしょうか。
実際に、私自身もそうでした。少し私のエピソードを話させて下さい。
もともと、転勤族で自分の戻れる居場所や田舎がなかった私は、地域とのつながりを求めて地域活性の仕事をしてきました。
全国の新聞社を回り地方の仕事をしていく中で、その地域の人とのつながりは一定程度は出来ましたが、何も仕事が無いのにいつでも行ける場所が出来たかというと、答えは「NO」です。
自分にとって、「いつでも戻れる、居心地の良い場所」を持つことはできずにいました。
そんなとき、私は日本海に浮かぶ離島、「佐渡島」である人と出会い人生が変わりました。
佐渡金山のまち「相川」でOKESA BAR BUNZO(おけさバーブンゾー)を営む岩崎元吉士さん(通称あきさん)です。
※その当時の詳しいエピソードはコチラをご覧ください。
あきさんと一緒に、地域づくりを行うチームを一緒につくって活動するということを通じて、私はどんどんこの地域に居場所を見つけていきました。
あきさんとの出合いをきっかけに、相川のまちの人と多く知り合いになりました。
一緒にお酒を飲む
一緒にまちづくりの話をする
一緒にイベントの準備をして、実行する
一緒に新しい企画を考える
仕事上だけの付き合いではなく、人とのつながりができ、人間関係が育まれました。
そして私は、大阪と佐渡相川の2拠点生活をスタートさせるに至りました。
「いつ帰ってくるの?」
「今度、飲み会だよ、飲食店組合のツアーに行く?」
「今度のイベントでDJやってよ!」
佐渡相川のまちの人から、色々なお誘いを受けるようになりました。嬉しいことに、仕事(まちづくり)とは関係ないこともたくさんあります。
このように私は佐渡相川で「いつでも戻れる居心地のよい場所」を手に入れることができました。
佐渡相川に私のような「いつでも戻れる居心地の良い場所」をもつ島外の人を増やしたい。そう思った私は、この半年間で全10回以上、島外から来た人を案内して佐渡相川のまちの人との呑み会など行いました。
しかし、佐渡相川に継続して来てもらったり関わってもらったりする為には、地域と繋がれる大義名分が必要なのではないかと考えました。つまり、第二のふるさとの住民票のようなもの。
それが「ふるさとオーナーズ」です。
オーナーだからこそできる体験や、地域の人と一緒に「創る」経験ができる権利(理由)をもってもらうことで、「第二のふるさと=いつでも帰れる居心地の良い場所」をもつ人を増やし、新しい生き方やライフスタイルを手に入れるきっかにして欲しいです。
ふるさとオーナーズ第一弾は、佐渡の地酒である「金鶴」と、私とあきさんが代表のまちづくりチーム「相川車座」と連携して、「熟成酒」をつくることいたしました。
【関連記事】
オーナー企画第一弾「金の熟成酒プロジェクト」佐渡相川発の熟成酒を、まちのひとと一緒に育てませんか?
もともと江戸幕府の天領地であった佐渡相川は、江戸時代の鉱山文化や下町情緒を残すまちです。そのためか相川に住む人はみな人情深く、酒好きもめちゃくちゃ多い(笑)
だったら最初はお酒をテーマにしてみよう!というノリです。
「金鶴」の醸造元である加藤酒造店さんと連携し、新たに「熟成酒用専用タンク」を持つことになり、昨年末に仕込みが始まりました。
熟成酒のできあがりは、2025年春。それまでの3年間、オーナーだけの特別な体験や特典をご用意し、またオーナー同士の交流や佐渡相川のまちの人との交流をたくさん育んでもらい、人間関係も熟成させていこうという算段です。
具体的な内容を一部お伝えすると、
・熟成酒オーナーとして熟成具合を確認いただくために定期的開催する試飲会を開催!
・一般には公開していない加藤酒造店の酒蔵を見学できるオーナー見学会を開催!
など、「オーナーだから」という理由で佐渡相川に来る理由を提供したいと考えています。
そして、「ふるさとオーナーズ第二弾」も並行して企画中です!
例えば、こんなキッチントレーラー。
これをオーナーが共同で所有し、期間限定でお店を出せる権利です(今、見積もり中です!)
キッチントレーラーオーナーになると、佐渡相川で年間決めた日数は、自分でお店を出すことが出来る権利です。
たとえば、キッチントレーラーを佐渡相川の風光明媚な所(たとえば、北沢浮遊選鉱場など)に置いてもらう!(許可や手続きはBORDERLESS佐渡が全力でやる!)
佐渡の観光地でお客さんとして観光するのではなく、“お店”を出すという「特別な体験」を提供出来るのではないかと考えています。
BORDERLESS佐渡が立ち上げる「ふるさとオーナーズ」で、第二のふるさと=自分の居場所を佐渡相川につくってみませんか?
観光では味わえない体験、オーナーならではの経験を通し、楽しみながら新しい生き方のヒントを見つけていただけると幸いです。
以上、「ふるさとオーナーズ」への想いを伝えさせていただきました。
BORDERLESS佐渡「ふるさとオーナーズ」は、今後も様々な展開をしていきます!
随時最新情報を発信していきますので、ぜひTwitterやLINE公式アカウントをフォローください。
Twitte:BORDERLESS佐渡・代表 雨宮隆三Twitter
LINE公式アカウント:ふるさとオーナーズ公式LINE
これからもよろしくお願いします。
★3月31日 クラウドファンディング開始!
佐渡相川「金の熟成酒」オーナー募集
~世界遺産登録 みんなの熟成酒で乾杯しよう!~
佐渡相川のまちづくり会社「相川車座」と、佐渡の地酒「金鶴」を製造販売する有限会社加藤酒造店、そして佐渡相川のファンづくりを推進しているBORDERLESS佐渡がタッグを組み、佐渡相川とつながって3年間の熟成期間をお楽しみいただく企画「金の熟成酒プロジェクト」を、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて2022年3月31日より開始し、熟成酒オーナーを募集します!
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日本最大の金山のまち佐渡相川を再び活気づけたい!オール佐渡産の熟成酒オーナー募集
応援のほど、よろしくお願いします!
■主催:金の熟成酒「車座」製作委員会 ■製造・販売:有限会社加藤酒造店
■協力:相川車座、BORDERLESS佐渡、伊藤酒店、北村酒店、北沢窯、OKESA BAR BUNZO、東雲、EDOPON、中林憲司
(YouTube動画)5分でわかる!ふるさとオーナーズ第一弾「金の熟成酒プロジェクト」